以前、整理収納アドバイザーとしてお手伝いをしたお客さまが自宅を新築されるとき、このように声をかけてくださりました。
「加藤さんに、どこまで何をお願いできますか？」

独身時代、リフォーム会社に勤めていた経験から住宅に関する知識があり、また引っ越しが暮らしを整える絶好の機会だと考えていた私にとって、大変ありがたいお声がけでした。

お客さまとはハウスメーカーの選定からはじまり、提案されたプランを毎回一緒に検討し、ご希望を図面に落とし込んで次回の打ち合わせに備えました。
そして引っ越し前の整理、引っ越し後のアフターフォロー、リビングに置く観葉植物の選定にいたるまで、家づくりをトータルでお手伝いしました。

整理収納にとどまらず、私の知識や経験をフル活用してお役に立てたことをとても嬉しく感じたご依頼でした。

小さい頃の私は、不動産の折り込みチラシの間取り図を眺めては「この部屋には、こんな向きでベッドを置いて…」と想像して楽しんでいました。昔から、家には特別な興味を持っていたのです。

小学校５年生のとき、実家のマンションをリフォームした際に、女性のコーディネーターさんが母や私の話を聞き、それを見事にカタチにしてくれたことに感動し、「将来はリフォームの人になる！」と決心しました。あるものを生かして空間を蘇らせるところに魅力を感じたのです。

夢が叶い就職したリフォーム会社では、営業・見積もり・設計・現場管理・お客さまのアフターフォローなど大小の案件を合わせると年間100件、計400件を担当、日付が変わるまで働いていました。

そんな私が結婚して家庭に入り子育てと両立できる仕事…とたどり着いたのが、整理収納アドバイザーでした。「今ある空間を蘇らせる」という点で整理収納とリフォームは似ています。作業を終えて空間の変化を目にしたときのお客さまの嬉しそうな表情も、整理収納とリフォーム工事で共通していると感じるところです。

「ルール」「システム」…私の好きな言葉です。ムダなことが嫌いで、時短、効率的なことが大好き。クローゼット整理の助けにと骨格スタイルアドバイザーの資格を取得しましたが、実は元々オシャレが好きなわけでもないし、ショッピングも苦手。そんな私でも、自分に似合う服のルールを知って迷うことがなくなりました。
片付けも服選びも、ルールに落とし込めばいつもの悩みから脱却できるのです。

片付けが苦手、オシャレが苦手…だけど、何とかしたいな。
そんな方にこそ、ルールを知ってラクに楽しく暮らしていただきたい、そう思って活動しています。

私にご依頼いただいたお客さまには……
・整理収納の知識
・住宅に関する知識
・骨格スタイルアドバイザーの知識
そして趣味のガーデニングの知識など…
私が持つ知識をフル活用し、整理収納された部屋づくりを包括的にサポートいたします。
「お客さまの暮らしが、より楽しく充実していくよう、全部まとめてお手伝いしたい！」
小さな頃からの夢が、今はそんな願いにカタチを変えています。